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☆ここだけは観てしまう・2『影なき淫獣』(73年)
ちょうどDVDも再発されたのでそれも兼ねて・・・
イタリアのジャーロ(猟奇殺人)もの。




前半の裸、裸のサービスは嬉しいものの
ごく普通の連続殺人ものの展開で
ラストも拍子抜けなんですが、
別荘内を中心にした終盤~
開始1時間あたりから~クライマックスまでが
見応えがあり何度も観てしまうんです




怪しい人物はたくさん出てくるものの
誰が連続殺人事件の犯人かわからないまま、
山頂にある別荘に主人公含む女の子たちが
バカンスも兼ねて避難するんですが、
いつの間にか寝てしまった主人公が
目を覚ましたら誰もいないので
2階から1階へ降りてゆくと
なんだか様子がおかしい・・・




ここからが怖い場面の連続!
簡単に言うと
ここまで追ってきた犯人と主人公のかくれんぼ、
が展開されるんですけど、
狭い部屋のなかでの一挙一動が
緊張感にあふれて面白いんデス!




主人公は別荘にきて足を怪我してしまい
すばやく動けない、
別荘の窓から鏡で下の町へ連絡をとろうとする、
など細かい描写もハラハラドキドキ!
別荘に途中参加した主人公の存在を
犯人は知らない、という点もミソで、
それまでのゆるい展開も帳消しするような
見ごたえあるクライマックスですね。




1973年作品なので
今みたいに血しぶきとかバンバン出ませんが、
特に終盤ゴリゴリと死体を切断処理する場面は
センスある見せ方で思わずゾッとしました。




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【2011/07/25 23:46 】 | サスペンス | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ガッカリした作品・その1『ゲーム/THE GAME』(97年)
二転三転した脚本、
プロデューサーたちとの軋轢、
現場の混乱ぶりで同情するものの
シリーズのレベルを落とした
デビュー作「エイリアン3」(92年)




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内容は普通だけど、魅力ある暗い映像と
90年代作にはありえないクライマックスに感動
鳥肌がたった第2作の
傑作サスペンス「セブン」(95年)の
デヴィッド・フィンチャー監督の次作!
ということで当時期待して
劇場に足を運んだんですが・・・
これは怒り・・・ガッカリましたね。




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退屈な日々を送る大富豪マイケル・ダグラス
(現在闘病中・ガンに負けないでほしいなぁ)が
誕生日に弟ショーン・ペンからプレゼントされた、
「人生が一変する」が謳い文句の
「CRS社」による“ゲーム”の招待状。
その契約を結んだ後から
身の周りに奇妙なことが起こり始める・・・




その会社が消えるわ、謎の女が登場するわ、
銃撃戦、何者かに追われ始め、
だんだんとゲームらしからぬ事件に
巻き込まれていく大富豪の恐怖を描く
サスペンス。





game1.jpg game2.jpg game3.jpg

 


以下ネタバレ注意

最初はどうせゲームなんだから、
と観てるこっちも思っているので、
けっこうお気楽なんですが、
物語が進むにつれ、
ただのゲームじゃないな~と感じ始める中盤までは
わけのわからない追われる怖さが
ホラームードも多少加えていたり等
うまく描かれていて面白いです。




「結局はあれ?まさか」
とオチもわかってくる終盤になっても、
それまでの妙な場面含めて
まぁ許せる範囲だったのでいいんですけど、
どういうバラし方をするか?
そのタネ明かし
が最大の興味になったんですが・・・




結局、二段構えになっていまして、
高層ビルの屋上に追い詰められ
錯乱したダグラスが
間違えて弟ペンを撃ってしまったので、
これで終わりか・・・まぁ普通だったな
と思っていたんですけど、




そのすぐ後に、
真相を誰に言われるでもなく、
絶望感から
ダグラスは舞台となった屋上から
ダイビング自殺するんですよ。





gamelast2.jpg


その瞬間、
劇場で「え~っ?」と思わず声が出ましたよ
それはないわ~




あの高所を、
風の計算、位置の確認、
飛び込み速度なんて無視した
素人の人がズレもなく
無事に済むなんて・・・
しかも途中、屋根をつき破った上で、
更にあんな小さいマットのど真ん中に(苦笑)
まさに神業。ありえません。完全にSF(怒)





gamelas1.jpg gamelast3.jpg gamelast4.jpg
gamelast5.jpg gamelast6.jpg gamelast7.jpg


これみて「俺でも簡単にできるんだ」、
なんて思う人がいたりして・・・(笑)
スタントマンたち怒るわ




gamelast8.jpg
  ↑もしかして?この場面が『ラストの衝撃』(宣伝文句より)だったのかも(笑)


要するに
全編現実的でシリアス展開なのに、
ラストで急にSFになってしまったので、
ガッカリした、というわけです。




あと、そうそう、
自分がダグラスだったら
こんなことされたら
バラされた後、ペンに殴りかかるね、絶対(笑)。




どうせなら
全編徹底した
サスペンスホラームードじゃなく、
笑いも少し挟んでくれれば
ダイビングもすんなり受け入れられたかも。




それともダイビングシーンをそのまま使うなら、
あの後は、地面に叩きつけられて
グチャグチャになったダグラスを見て
「やりすぎた」と弟のセリフと共に
みんなあ然・・・のままエンディング、




・・・または
真相を知っていたダグラスが、
特殊メイクを施した人形で身代わりにダイビングさせ、
グチャグチャになったダグラス(人形)を見て
あ然とするみんなの前に、
ダグラスが颯爽と登場、最後に逆転!
のほうが良かった、と思いますし、




逆に
全編ブラックユーモア的に展開してくれて、
あのラストは
・「タワーリング・インフェルノ」風に
もっと高い・果てしない超高層ビルからのダイビング、
・はたまた「ブルース・ブラザース」の
ナチス党員の車の落下シーン風に
なぜか果てしない大空からのダイビング、
みたいにしてくれれば
ラストは大笑い!
できたかも。




ちなみにフィンチャーは次作
「ファイト・クラブ」(99年)で
「セブン」以上の賛辞で迎えられ見事復活します。
作品自体も完璧ですが、ラストの感動たるや・・・
個人的にも彼の作品では1番好きな作品です
・・・しかし作品にムラがある人だな(笑)。




aprilfool1.jpg


この映画を観た時、
同じく昔劇場で観た、
「13日の金曜日」のプロデューサー&主演女優&
佳作サスペンス「夕暮れにベルが鳴る」の監督、
フレッド・ウォルトンによる
『エイプリル・フール/APRIL FOOL'S DAY』(86年)
も思い出しました。




金持ちの息子の孤島の別荘で
パーティーにはしゃぐ大学生たち9人。
パーティーの最中には
昔こんな惨劇が~の前フリがあり、
その後1人、1人と何者かに殺されてゆく・・・
犯人は?
といったよくある内容のサスペンスホラー。




観る前からタイトルがタイトルだけに
まさかそんなオチはないだろ~
と思っていましたが、
『バタリアン』『死霊のえじき』
『エルム街の悪夢』『死霊のはらわた』等の後の、
しかもメジャー会社の作品なのに
このジャンルの命ともいうべき
数々の殺人場面がぬるいので、
「まさか」という疑問が徐々に・・・




「ゲーム」より早い段階で(笑)
オチを確信したので
終盤の退屈なこと退屈なこと




この作品のヒドイところは
さっきも言いましたが、
殺人場面がぬるい上に
(その点では、反則技が多かった「ゲーム」よりバカ正直な作り方かも)
オチ披露の後、
よかったよかった~と全員が盛り上がっている中、
本物の殺人鬼が・・・?っていう、
典型的なつまらない二段オチの幕切れで
更にズッコケるところです




aprilfool2.jpg


もちろん、
こんな映画を目的に観に行ったんじゃないですよ!(笑)
確か『フェリスはある朝突然に』(86年)
の同時上映だったはず。
もちろんこちらは
私のお気に入りの1本となった
楽しい青春映画の快作でした。




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【2010/11/22 11:45 】 | サスペンス | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
『交渉人/真下正義』(2005年)
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ユースケ・サンタマリア寺島進

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「踊る大捜査線」シリーズのスピンオフ作品。
テレビで放映されてたので
一応「パニック映画」好きな血が騒いで観た・・・




無人の地下鉄実験車両が乗っ取られ、
神出鬼没に出現、暴走をくりかえし、
地下鉄全域200万人の命の危険が・・・。
犯人は交渉人に真下正義を指名、
犯人と交渉人・真下の知能戦がはじまる・・・。




のっけから地下鉄同士の激突か?と
盛り上がるかと思いきや
「おっ!」と印象に残るカットも見せ場もなく
肩透かしのOPで
いや~な予感がしたのだが・・・




・・・観終わって思うのは
余計な枝葉~エピソードを描きすぎ
&各登場人物を立てすぎ。




それが「踊る~」なんだよ~
と言われればそれまでなんだけど、
多人数でエピソードが多いと
大作風なスケールの大きさは出るけど、
テンポがわるくなる上、
本筋である事件の緊迫感がなくなるんだよなぁ。




ほとんど忘れた内容だけど(笑)、
思い出しても
石井正則の広報とか正直不要だし、
何度もくる配達員のエピソードには
引きまくり(コメディ要素の部分は
ほとんど笑えませんでした)・・・
線引屋の金田龍之介は
結構好きなキャラでしたが、
いなくても話は進むしねetc・・・。




ていうか、
ここぞ、
という場面で出るひと言が
印象に残るし感動すると思うけど、
全員そのひと言いう場面が多すぎ。
何度もしゃべらせすぎで
いい場面もくどくなるんだよね~




終盤、
真下が現場へ向かう時にみんなが
それぞれ声をかけたりする件りは
そういう意味で最悪でした(笑)。
人命のかかった場面なのに軽い軽い・・・
急いでいるんだかいないんだか(笑)。
脚本のせいもあるけど、
それをスマートにカットできない監督のせいでもあるなぁ。




また、その場面を観て、
「踊る大捜査線・THE MOVIE」の1作目の
重傷を負った織田裕二が運ばれる
あの一連のクサイ場面も思い出しましたね。
織田好きなのでわりと楽しめた作品ですが、
警官など全員が敬礼、って・・・
あそこの場面だけは寒くてダメですね(笑)




ひと昔前の日本映画によく見られたのが、
物語の展開に必要のない人間ドラマや
ディテールをバカ丁寧に描いて時間が長くなる・・・
のが特徴でしたが、
本作もその意味では、
伝統的な日本映画の1本なのかも(笑)。




話を戻して・・・
OPの犯人の動機らしき
真下の映像を丁寧に紹介~
なんて場面は一切いらないですし、
(終盤の犯人のひと言で充分)、
無駄な場面や
余計な各エピソードをスッパリなくして、




TTR指令長の國村隼、
犯人を追う警視の寺島進、
交渉人の真下、
の3人を中心に
絞り込んだ構成にすれば
もっとテンポ良く、
緊張感があって興奮もできるのになぁ~。




真下が最初に地下鉄本部TTRにのりこんだ件り・・・
爆弾あるかもしれないってのに、
乗客が死ぬかもしれないのに、
警察いらん、こっちで何とかする、
っていう指令長の対応にも?でしたが、
総じて
あまりにないがしろにされる乗客の人たち、
もっと生死の恐怖も取り入れてほしかったですね。




地下鉄雑学などを取り入れて
盛り上げようとしているのは
いいと思いますが、
クライマックスの地下鉄探し、爆弾処理、
オーケストラ演奏阻止、
これだけお膳立てがありつつ、
カットバックの緊張感のなさ、
盛り上がりゼロ感はどうよ?
見せ方がヘタくそなので、
もったいないったらありゃしない。




監督は本広克行、
ヒットは別にしてその作品の中身。
TVの枠内でしか通用しないのかな。
映画とはいえないよね。
最初から最後まで
肝心の見せ場がない、
ここまでお膳立てしておいての
クライマックスの腰砕け感
TVみたいな見せ方をする
つくりはいかがなものか・・・




「踊る2」のクライマックス同様、
本作も犯人と真下の対峙シーンの
無駄な長さと結末のショボサにはガッカリ
犯人の印象だけ「ジャッカルの日」をパクってどうする
あれを見習って対決盛り上げろよ
爆発させるくらいなら、
爆発する車とふっ飛ぶ真下を
1フレームに収めるカットくらいは
最低限して欲しかったね。




ど~でもいいようなキャラの長いしゃべりのほか
無駄に恥ずかしい場面には力を入れるのに、
肝心の見せ場を見せられない演出・・・
というかこの人、
派手な見せ場はやらないんじゃなくて
できないんだろうなぁ。




さんざん様々な映画をパクって(引用)いたので、
真下が現場に向かう前に
胸に厚いものを入れられていたので
きっと犯人に撃たれるものの、
「荒野の用心棒」か「荒野の1ドル銀貨」か
とにかくそれで助かる伏線かと思いきや
・・・事件には関係なくてガッカリ。




・・・と書くとキリがなくなってくるけど、
この映画オリジナルは128分?
テレビの150分枠で観たので、
カット版としても・・・長い印象。
100分くらいでまとめれば
ほどよいユーモアあふれる
タイトなサスペンスになったと思うなぁ。




難しい演技ができない
ユースケ(「ぷっすま」は毎週見て好きだけど)を
主役にしているから
ハードでストレートな作品は作れない→
コミカルタッチのサスペンス狙い、
周りを演技陣で囲み、
周りのエピソードを増やす、
アラが見えないように努力した点は
認めていいものの・・・




唯一褒めてもいいかなと思うのは
実質主役の寺島進の好演ですね。
やはり叩き上げというか
演技そのものに味わいがあって好きです。
また全体的にのんびりとした展開ですけど、
彼が出てくると画面に動きがでますよね。
あと
犯人との交渉がはじまる前後の緊張感
の場面だけは良かったかな。




さて「踊る~」同様、
さんざん映画の引用が目立つ作品ですけど、
その元ネタの一部を紹介していきます。




舞台設定、構成など本作のベースは
地下鉄ハイジャックを描いた傑作
サブウェイ・パニック』(74年)。




subwaypanic1.jpg


タランティーノ作品など
他作品にも引用されていますし、
先ごろリメイクもされましたが、
本国はもちろん、日本も含め
永遠の名作と高評価なこの作品、
50回以上は観てますけど、
何度観ても脚本の素晴らしさ、
画面に張りつく緊張感とその迫力、
今観ても文句なしの面白さですし、
役者陣の巧さも抜群デス。





subwaypanic25.jpg subwaypanic4.jpg subwaypanic33.jpg






地下鉄司令室で指揮をとるウォルター・マッソーと
犯人たちロバート・ショウ、マーティン・バルサムの
駆け引きの面白さ。
ハードな殺しのシーンのスゴ味もあるのに
伏線も利いたユーモアあふれる爽快な幕切れ
ニヤリ、と嬉しくさせられるユーモアとは
こういう作品のことを言うんデス。
褒めすぎてしまいますけど、
それだけよく出来た、
完璧な作品なんですよねぇ。
これ書きながらまた観てしまった(笑)・・・
絶対おすすめ




subwaypanic5.jpg subwaypanic6.jpg subwaypanic7.jpg





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次に・・・
劇中に直接出てきましたし、
場面自体もたくさん引用されている、
爆弾処理を描いた
ジャガーノート』(74年)も
今観ても面白さ抜群のサスペンス。
これも書きながらまた観てしまいました(笑)。




jugarnote1.jpg


豪華客船に仕掛けられた7つの爆弾解体に挑む
爆弾処理のプロを描いた内容で、
犯人がイタズラではない証拠、と
試しの1発を、爆発させる冒頭
(本作でもあからさまに引用)からインパクト大ですが、
実際の海の上に浮かぶ客船上で
爆発させているトコがスゴイです。
(「スピード」の元ネタ、
わが日本のパニック最高峰「新幹線大爆破」(75年)
でも引用?されていました。)




jugarnote2.jpg jugarnote3.jpg jugarnote4.jpg




タイムリミットは22時間。
爆弾処理のプロたちがスカイダイビングで海へ降下、
船へ乗り込むのが前半最大の見せ場ですが、
これも実際に海が荒れるのを待って撮影したというから
その場面も迫力満点です。
総じてこの作品、
実際に船を動かして撮影していますから、
もとから臨場感が違います。




処理班が乗り込んでからが
ものスゴイ緊張感・緊迫感の連続。
全滅しては困るので、
処理班チームの隊長が解体を進めていくのを
確認した後で、
残りのメンバーが同じように処理していく
(これも劇中で引用してましたね)方法で、
ネジから線からトラップもあり
と一挙一動にハラハラドキドキ
本作も50回以上は観てますけど、
どうなるか分かってるのに
いつ観ても緊迫感ハンパない(笑)。




jugarnoteharis2.jpg jugarnoteharis1.jpg jugarnoteharis3.jpg



その緊張感を表現する隊長役の
リチャード・ハリスが抜群。
プロとして何度も味わった
爆弾解体のスリルと恐怖の中、
イギリス人らしいジョンブル魂で、
ユーモアを交え、
時には弱さを見せながらも立ち向かう、
魅力的な主人公を好演




今じゃ大御所、
「羊たちの沈黙」のレクター博士こと
アンソニー・ホプキンス(若い!)も共演しているほか、
当時の豪華キャスト出演作。




jugarnoteansony.jpg


監督はリチャード・レスター。
ビートルズの映画や「ナック」「三銃士」
「スーパーマンⅡ」が有名ですが、
本作の依頼は
クランクインの10日前というから驚きですね。
準備期間の短さか、レスターらしさか、
爆発による船の影響とか、
乗客のパニック模様、ドラマ、
などの描写は結構おざなりなんですけど、
それも許してしまうくらい、
爆弾処理場面の面白さが
ハンパない(こればっかり)!
絶対おすすめ




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リチャード・ハリス

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そのほか
正体を見せない犯人の周辺描写は
スピルバーグの「激突!」をもとにした
黒バンで人を襲うハル・ニーダムの
『狂走!皆殺しの高速道路』(79年)
みたいだし、
シンバルが鍵になるなど
クライマックスのコンサートホールの件りは
ヒッチコック『知りすぎていた男』
そのまんまだし・・・。




改めて・・・
ただの引用から自分流に染める
タランティーノのような技はなく、
ただの引用に終わっている点が
残念やなぁ~。




日本ではこの手の
サスペンス・パニック的作品は
少ないので、期待したんだけど・・・
ユルすぎてダメでした。
テレビ向けで楽しむ1本。


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【2010/08/04 10:55 】 | サスペンス | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
『逆転/THE PRIZE』(1963年)
アーヴィング・ウォーレスのべストセラー
を映画化。
ストックホルムで行われる国際行事、
ノーベル賞に絡んだサスペンス。



prizeop.jpg


ノーベル賞受賞者が発表され、
世界中から受賞者が続々
集まる中、
文学賞受賞のクレイグは、
ひょんなことから
受賞者の1人が「ニセモノ」なのでは?
という疑惑にかられる。



授賞式が迫る中、
その謎を追うクレイグに
何者かの魔手が・・・、
という内容。



prizeboy.jpg


冒頭から、
ホテルのボーイを使って、
受賞者たちのひととなりを紹介、



prizepaul1.jpgprizepaul2.jpg



そして
主役のクレイグの酒飲みぶり、
奇人ぶりも描かれるなど
手際のよさに
気持ちよく引き込まれます。



prizeedward1.jpgprizeedward2.jpg



で、前夜に会った受賞者
ストラトマンの
翌日の態度の豹変ぶりに
彼のニセモノ疑惑を
クレイグが探り始めますが、



死体を発見したり、
何者かに海へ落とされたり、
車で轢き殺されかけたり
と次々と危ない目に遭遇。



prizekorosi00.jpgprizekorosi0.jpg



しかし、日頃の行いが悪い(笑)
クレイグの言うことは
警察も誰も信用してくれる訳
もなく、
おまけに英語も通じない地で、
ただ1人で何者かに
立ち向かうことになる・・・



明らかにサスペンスの神様、
アルフレッド・ヒッチコック作品を
真似た、
“巻き込まれ型サスペンス”
なんですが、



大きな違いは
ヒッチほど緻密でなく、
ゆるゆる
サスペンス・コメディ、
というかんじ。



prizekorosi1.jpgprizekorosi2.jpg



次々と何者かに襲われる件も
ハラハラドキドキ、
という緊迫感は少なく、
クレイグの余裕のある?
マイペースな態度に
クスクスしながら鑑賞、
といった次第。



あげく、
殺し屋から追われて逃げ込む
ヌーディスト集会
(この時代にもあった?
私は70年代のブームは知っていますが)
の件りは爆笑しました。



prizenudy1.jpgprizenudy2.jpg



終盤は
タイムリミットが授賞式、と知り、
本物のストラトマン救出に向かう
サスペンス(ここは少しハラハラ)
授賞式に出席できるか~
のクライマックス。



prizefune0.jpgprizefune.jpg

真正面きったサスペンス、
として観ると外れますが、
テンポのよさと役者陣の魅力、
で十分楽しめました。



また、
サスペンス・コメディの本筋だけでなく、
ほかの受賞者たちの
争い・対立などのいざこざも
合間に織り込まれ
終わりには無事解決するという
サイドストーリーもあり、
ほのぼのさせてくれます。



purizezenkei.jpgprizewaki.jpg


主役のクレイグを演じるのは
マックィーンと並んで
私の永遠のNO・1スター、
ポール・ニューマン
チャーミングなビックリ顔はじめ、
作品同様の余裕のオトボケ、
お気楽演技が絶品デス。



prizepaul3.jpgnewmankinife.jpg



ストラトマンを演じるのは
「深夜の告白」「シンシナティ・キッド」の
名優、
エドワード・G・ロビンソン。
そのほか、
ダイアン・ベイカー、
ミシュリーヌ・プレールと
魅力あふれる女優陣が共演、



ヒロインを演じるのは
「ツェッペリン」「暗闇でドッキリ」の
エルケ・ソマーなんですが、
どうもこの人、
印象に残らないなぁ。
悪くないんだけど。



prizeerke1.jpgprizeerke2.jpg



「チャンピオン」「脱走特急」の
マーク・ロブソン監督にしては
珍しい肩の力を抜いたような
コミカルサスペンスの佳作。



脚本は「北北西に進路を取れ」
「ブラック・サンデー」ほかの
アーネスト・レーマン。
音楽は「オーメン」「パピヨン」の
ジェリー・ゴールドスミス。



今観ても十分楽しめる
おすすめ作ですが、
DVD化はされていませんね。

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2009/06/25 00:05 】 | サスペンス | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
待望のDVD化決定!『パニック・イン・スタジアム』&『原子力潜水艦浮上せず』
今の映画より、
昔懐かしい映画のDVD化ニュースに
興奮する自分ですが、
今の時点で決定した作品について・・・



☆『サンゲリアzombie 2』(79年)・・・8/5発売
ま、また出るのか
過去にビデオ、LD、DVDとその都度、
内容やおまけ(笑)につられて購入してましたが、
今度は日本語吹替版付き!・・・
また購入することになるだろうけど(笑)。



sangeria1.jpg

sangeria2.jpgsangeria3.jpg



先日もまた再見。
何十回も観てるけど、
色褪せない、粘着感のある
汚い特殊メイクの見事さ~たまりませんね。
ゾンビホラー史に残る1本、
絶対おすすめです!




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イアン・マッカロクティサ・ファロー

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☆『風が吹くときWHEN THE WIND BLOWS』(86年)・・・
7/24にデジタルリマスター版で発売。



「スノーマン」で有名な
レイモンド・ブリッグスの絵本をもとにした、
イギリス製作のアニメです。



ブリッグスの絵を生かした
柔らかい質感で描く核戦争の恐怖。



核の恐怖を描いた作品では
子供の頃読んだマンガ
「はだしのゲン」(中沢啓治)
の強烈さが忘れられませんけど、
この作品も見応えのある1本。



キャストは老夫婦の2人だけ。
田舎でおだやかに暮らしていた2人
でしたが、
いつのまにか核戦争が勃発。



「その後」も
いつもの静かな生活を送る姿が
淡々と描かれますが、
徐々にいつもとは違っていくさまが、
じわじわじわじわと胸に迫ってきます。



これも10回以上は観てますが、
日本とは違って、
核の知識に余りにも無知な2人
のやるせなさ
たまらなくなる、
何度観ても
涙なしでは観られない衝撃作
おすすめです。




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森繁久彌加藤治子

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☆『白い肌の異常な夜THE BEGUILED』(71年)
・・・7/8・通常版・DX版で発売。



「マンハッタン無宿」「真昼の死闘」
「ダーティハリー」「アルカトラズからの脱出」
などの名コンビ、
ドン・シーゲル監督&
クリント・イーストウッド主演作。



南部戦争末期、
負傷した兵士が
森深い中にある女子学園にかくまわれる。
その魅力ある男の出現により、
女たちの間に嫉妬がうずまき
やがて狂気と化していくさまを
描いた心理サスペンス



中学生の頃、
・フジテレビ「ゴールデン洋画劇場」で、
・ビデオ化された際に購入して、
と2度しか観ていませんが、
熟女から少女まで巻き込んで
女たちが異常になっていく雰囲気が怖く、



後年の「ロザリー」「ミザリー」
のオリジナルと思われる場面も
用意されています。
(直接描写がない分痛いです)



最後に観てから
10年以上経っているので、
細部は覚えておらず、正直
女性は怖い」という印象だけで、
何度も観るような作品でなかった
と思いますが、
近年再評価されているようですので、
再見したいと思います。



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クリント・イーストウッドエリザベス・ハートマン

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ただ、
イーストウッドで女性の怖さ、
を描いた作品なら
恐怖のメロディ」(71年)のほうが
同じ条件で観ていますが、
実に怖く、強烈でした。
後年のヒット作「危険な情事」の
元ネタで、おすすめデス。




恐怖のメロディ 【ザ・ベスト・ライブラリー1500円:2009第1弾】 [DVD]恐怖のメロディ 【ザ・ベスト・ライブラリー1500円:2009第1弾】 [DVD]
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☆『ソルジャー・ブルーSOLDIER BLUE』(70年)
・・・7/24発売。



当時の人気スター、
「魚が出てきた日」「・・・YOU・・・」
「愛の狩人」「愛はひとり」
(どれもDVD化希望!)
「TVキャスターマーフィー・ブラウン」の
キャンディス・バーゲン主演、
「野のユリ」「砦の29人」の
ラルフ・ネルソン監督作品。



インディアンに好意的な女と
否定的な男が、
道中、思想・文化的な違いなど
にとまどいながら
徐々に心が通い合うさまを
描いていきますが、



クライマックスは
スプラッター映画さながらの
首が飛ぶわ、女子供容赦なしに
殺戮シーンが展開。



騎兵隊が協定を破り、
シャイアン族を虐殺した
西部開拓史の汚点
サンドクリークの大虐殺”を
クライマックスにした、



当時の時代背景としてもちろん、
ベトナム戦争を絡めた意図があった
ニューシネマ西部劇。



これも10年以上前に
観たので、
クライマックス以外は
余り印象が少ないのだけど、
見応えある1本でした。




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(2009/07/24)
キャンディス・バーゲンピーター・ストラウス

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☆『パニック・イン・スタジアム』(76年)・・・
9/9発売。
以前紹介した大好きな傑作が
国内でもようやく初DVD化!
しかも納谷悟朗&羽佐間道夫
の日本語吹替も収録!



チャールトン・ヘストンは
やはり本人より(?)納谷悟朗でないと!
でも本作は
隊長カサヴェテス羽佐間道夫がカッコいい!



音源は、水野先生の
「水曜ロードショー」で放映されたもの
と思いますが、
当時カセットで録音して何度も聞いてました。
今も大事に持ってます。



ジャケットが
日本劇場公開のビジュアルでないのが
残念。
米版より遥かにいいけど。



もちろんおすすめです!




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(2009/09/09)
チャールトン・ヘストンジョン・カサヴェテス

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☆『原子力潜水艦浮上せずGRAY LADY DOWN』
(78年)・・・9/9発売。



先の「パニック~」とのパック版もある、
同時期のチャールトン・ヘストン主演作。
「パニック~」もそうでしたが、
本作も
ヘストン&パニック映画ファンでしたので
小学生の時に
親に頼んで劇場で観ました。



貨物船と衝突して、
海底奥深く沈んだ米原子力潜水艦。
乗組員を救うべく、
海軍の救出作業と、艦内の危機を描いた
海洋パニック・アドベンチャー大作。



前年に製作された「エアポート77」同様、
海軍全面協力のもと、製作されたので
当時最新鋭の深海救助艇DSRVなども登場、
大作らしさに一役買っています。



彼らを救助する
デヴィッド・キャラダインが
一匹狼的なカッコよさで一番印象的。



また、部下のロニー・コックス
(ビバリーヒルズ・コップ)が
浸水を防ごうと犠牲になる場面も印象的でした。



・・・ってヘストン自身は貫禄だけで
余り印象にありませんが、
大掛かりな救出場面など
十分楽しめる1本デス。




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(2009/09/09)
チャールトン・ヘストンステイシー・キーチ

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ああ~
それにしてもあれはまだなのか~
という作品がたくさんありますね。
・・・そのうちDVD化希望の作品を
紹介していきたいです。


テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2009/06/19 14:13 】 | サスペンス | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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