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『ハンバーガー・ヒル』(87年)
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937高地を攻略すべく
10日間の壮絶な戦闘となった
1969年のアパッチ・スノー作戦
をもとにした戦争映画。




タイトルの由来は
その丘の攻略に際して
かなりの犠牲者を出していたことから
「ひき肉・ミンチにされる丘」、と
兵士たちからいつの間にか
そう呼ばれるようになったところからで、




「プラトーン」がアカデミー賞を受賞して
続々とベトナム戦争ものが公開された中の1本。




日本では
アカデミー賞受賞を受けた「プラトーン」が4月公開、
本作が秋公開、
「フルメタル・ジャケット」が翌年3月公開、
という流れでした。
この頃はまだ映画館へ足を運んでいたので、
3本全部観ましたが、




アクの強いドラマ仕立てのほか2作と比べると
無名のキャストたち、
ドキュメンタリータッチの青春群像劇、
ということもあって
たいへん地味な印象でしたが、
戦場の生活描写や兵士たちの心情など
戦場の匂い・雰囲気が実感たっぷりに
伝わってくる点は本作が1番だと思います。




劇場のあとはビデオで
そして今回10数年ぶりにDVDで観ましたが、
個人的に
何度観ても特に「グッ」とくる
印象的な場面は




・攻略できず
丘を降りてくる兵士たちにインタビューする
無神経な従軍記者に
フランツ軍曹(ディラン・マグダーモット)が答える場面、




・ドク(コートニー・C・バンス)が死ぬ場面、




ですね。




ただ、ベトナム戦場を舞台にした青春群像ドラマ、
としては印象に残る佳作ですが、
戦闘場面は
タイトルほど凄みがなく、
人体破壊・損傷などの残虐描写や
丘の形状に悪戦苦闘する姿がきちんと描かれるものの、
徹底したドキュメントタッチなので
「映画的な盛り上がり」に欠けるのが残念ですね。




クライマックスは一応切れ目なく描いてくれますが、
それまでの幾度の戦闘場面は
スケッチ風にバッサリと終わらせてしまうので、
戦闘シーン目当てに見ると
やや肩透かしな印象です。




もちろん
ドキュメンタリータッチにこだわった、
一貫した姿勢は理解できますし、
そういう戦闘場面目当ての作品でないのも
判りますが・・・。




監督は実際にベトナムの戦場で撮影を経験し、
「戦争の犬たち」(OPが好き)
「プライベート・ソルジャー」等戦争もののほか
フランス映画のリメイク「バッドデイズ」、
「湖畔のひと月」という小粋なドラマ等
さまざまなジャンルをこなす、
職人ジョン・アーヴィン、




製作・原作はベトナム戦場経験者のジム・カラバトソス。
イーストウッドの戦争もの「ハートブレイク・リッジ」も
ありますが、
処女作にしてベトナム帰還兵を描いた
人情ロードムービーの傑作「幸福の旅路」
が最高に好きですね。




キャスト陣では
ディラン・マグダーモットが1番印象的で
当時は
「マグノリアの花たち」「ハードウェア」
「ロックン・ルージュ」とか出演作を追いかけましたねぇ。
「ザ・シークレット・サービス」では
イーストウッドと共演で嬉しくなりましたが
途中退場で残念でした(笑)。




今やトップスターの仲間入りで
本作における1番の出世頭、
ドン・チードルも出てます。




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テーマ:映画 - ジャンル:映画

【2011/07/13 09:04 】 | 戦争 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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