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チャールトン・ヘストン「パニック・イン・スタジアム」(1976年)
この時期、
テレビで今年を振り返る~番組が多いですが、
そこで今年亡くなった人~で
チャールトン・ヘストンが出てきて、
思わずまた観てしまいました。



「十戒」「ベン・ハー」(アカデミー賞主演男優賞)
「大いなる西部」「エル・シド」「北京の55日」ほか
歴史劇&大作にかかせない俳優として有名ですし、
もちろんそれらの多くは映画史に残る名作揃い、
で面白い作品でもありますが、
それ以外の娯楽映画での彼も好きですね。



もともと彼は堅い作品だけでなく、
蟻の大群が村を襲うパニック「黒い絨毯」(54年)、
最近「アイ・アム・レジェンド」としてリメイクされた
「オメガマン」(71年)などのSF、パニックのほか、
肩のこらない、幅広い娯楽作品にも多数出ていました。




中でも代表は
SF映画の名作「猿の惑星」(68年)ですが、
当時SFはゲテモノ、BC級扱いで、
それに大スターのヘストンが出る、
というだけで「事件」だったようで、
そういう挑戦も評価したいですね。



何度も観ているのは年代的にやはり70年前後の作品で、
「ソイレント・グリーン」「ハイジャック」
「エアポート75」「大地震」「原子力潜水艦浮上せず」
「三銃士」「ミッドウェイ」「ワイオミング」etc・・・



そうした娯楽作品の中でも特に好きなのは
ジェームズ・コバーン共演の西部劇「大いなる決闘」と
今から紹介する「パニック・イン・スタジアム」です。



panicindvd.jpg

panicin1.jpg


当時70年代に巻き起こった、
パニック映画のブームが続いていた中に登場、
10万人の観衆が集まる
プロフットボール競技場を舞台に、
意図不明のライフル魔と警察&SWAT部隊の戦い、
を描いたサスペンス・アクション大作。



朝日が競技場に差し込む静かな
オープニング。
場面は変わり、高層ホテルの窓から
サイクリングを楽しむ男を一撃で射殺する男。



男はすぐに移動し、
その日行われるプロフットボールの競技場、
ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム
(1984年のオリンピック会場など有名)へ入場。
関係者以外立ち入り禁止の高塔に侵入。
ライフルを組立て、のんびり座り込む・・・。



前半は
選手に始まり、ギャンブラー、神父、
中年カップル、夫が失業した家族、
女子大生、スリカップルなど、
競技場に集まる人間たちの人生模様ドラマ、
競技を中継するテレビクルー、
そして目的がわからないライフル魔、
が交互に手際よく描かれていきます。



そして50分すぎた辺り、
テレビ中継のクルーが上空からの映像により
塔に潜むライフル魔を発見してからは
目が離せない緊張感の連続になります。

panicin2.jpg


市警察の警部へストン、
特別狙撃隊SWATの隊長ジョン・カサヴェテス、
競技場の支配人マーティン・バルサムが中心になって
対策をとりはじめますが、
男と同じ高さで行動を探るため、
照明塔へ隊員を配置させたり、
塔の近くで待機するなど、
SWATの行動・手際の良さが見所で、
じょじょに緊張感も高まってきます。

panicin3.jpg



10万人の大観衆の手前、
ライフル魔の意図もわからないので、
うかつに手が出せないジレンマ。
おまけに男が潜む高塔は、
四方が壁で囲まれ、入り口が
外のはしごによる1か所しかないという
まさに要塞、な点も面白い。



考察の末、警部へストンは、
試合終了2分前の警告アナウンス=
TWO-MINUTE WARNING(タイトルがコレ)、
を合図に、
SWATによる積極的行動を指示!

panicin4.jpg


アナウンスの時間が近づくにつれ、
ライフル魔の一挙一動、
それを捉えるテレビカメラ・・・
ハラハラドキドキしっぱなし!
そしてアナウンス後の
SWAT隊員とライフル魔の
何も知らない大観衆の中での静かな戦いが
実にスリリングで、興奮の連続!

panicin5.jpg



撃たれたSWAT隊員が命綱でぶらさがったまま、
ゆらゆらする構図は実に強烈で、
私としてはそこまででもう充分満足!
したくらい面白いのですが、
その後の地獄絵図、ともいうべき
大混乱パニックのクライマックスも
迫力満点、見応え充分な見せ場に
仕上がっています。



今だとCGを使って
簡単に大作風にゴマ化せますが、
この当時はCGなんてありませんから、
やはり実写による臨場感は抜群です。

panicin7.jpg


大勢のエキストラを競技場に集めた上、
あらかじめ撮ってあった試合場面や
細かな競技場実景を挿入するなど
編集の巧さも光ります。



あと乾いたドキュメンタリータッチも見ものですが、
メインの流れとは別に
不審者の確保~尋問の件り、
ライフル魔を見た観客と警官の件り、は
なんか暴力的で怖く印象的。

panicin8.jpg



キャストは当時の豪華キャスト揃い。
貫禄のヘストンももちろんいいですが、
やはり任務に忠実、
クールなSWAT隊長を演じた
カサヴェテスが断然カッコ良いデス!



そして
朝日のオープニングに対して
夕陽のエンディングの中、
(この作品は1日の出来事なんです)
座り込む支配人役のバルサム。
明日から失業、とわが身に涙する哀愁の姿が
印象に残ります。



監督は、
地下鉄車内暴力を描いた問題作「ある戦慄」
は本作に共通しますが、
「さよならコロンバス」「あの空に太陽が」
など人情もので有名なラリー・ピアース。
(全て未DVD化。)



オープニング&エンディングが印象的な音楽は、
ピアースとのコンビ3作のほか、
「ファール・プレイ」「ワン・オン・ワン」
のチャールズ・フォックス。



当時「特別狙撃隊SWAT」という、
そのものズバリ、のテレビシリーズも放映されていて
(最近のコリン・ファレルの「SWAT」はそれの劇場リメイク)、
毎週わくわくして観ていましたが、
本作は劇場映画でSWATをメインにした最初の作品
でもありますね。



改めて、
本作の初見は当時小学4年の時、劇場でしたが、
当時のヒーロー、ヘストン&パニックもの目当てでした。
その後テレビ、ビデオ、輸入DVD、と
これまた20回以上は観ていますね。
無差別殺人の恐怖を描いた傑作!
おすすめです。

panicin6.jpg



---------------------------------

関連作として、
本作のもとになった実話をTV映画化した
「パニック・イン・テキサスタワー」は必見です
(日本ではテレビ放映2回だけで、
ビデオにすらなっておりません。再見したい!)。

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【2008/12/30 12:20 】 | サスペンス | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
「ダイ・ハード1~4」(1989~2007年)
ブルース・ウィリスを一躍トップスターにした+
映画史に残るアクション映画シリーズ。


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第1作は1989年2月=正月第2弾という
中途半端な時期に公開。
過度な期待もなく観に行きましたが、当然
客席もガラガラでしたね。

diehard1.jpg


ところが、観てビックリしましたね、その面白さに。
娯楽要素の全てを盛り込んだ脚本の面白さが抜群で、
さらにさまざまな伏線が巧くドラマの中に張られ、
全て生かされている点が見事。



アクション映画でありながら見せ場以上に
脚本の面白さにシビレまくり、
「やっぱり映画は脚本だよね~」と
ご機嫌になったことを覚えています。



小道具の使い方、個性的・魅力的なキャラクターたち、
音楽、あれこれ、ほめてもほめたりないほど
良く出来た傑作ですね。



アクションシーンは敵のボスとたまたま出くわした後、
手下が到着してからのガラスふりそそぐ中の
オフィスでの銃撃戦が一番燃えますね。
で敵ボス役のアラン・リックマン。
悪役ベスト10に入る名演でした。



以後何十回と観てますが、飽きませんねぇ~。
今更ですが、おすすめですよ~。

diehard2.jpg


第2作は1990年秋に公開。
パート2は前作に比べてつまらない、という例が多い中、
見せ場の派手さは前作以上で、
充分に満足できる面白い出来。



前作のように緻密な脚本にはかなわないですし、
前作での「死ぬかもしれない」という主人公の扱いではなく、
もうスーパーマン的な存在になってしまった点が
仕方ないものの、
前作キャラやお約束もきちんと用意されて
ニヤニヤできますし、
ぼやきながら危機をどう脱するかの楽しさや
次から次へとたたみかけるサスペンス・アクションの
連続技で押し切るつくりで、
テンポも良くあっ、という間にエンディング。



これも何度も観てますが、楽しめます。おすすめです。



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以上1、2作はクリスマスの出来事で、
ほのぼのするエンディングなので、
この時期にはぴったりですね。
また、
1作高層ビル=タテ、
2作空港=ヨコ、
の構図を生かした「限定空間」での戦い
(2は厳密には違いますが)、
がこのシリーズのパターンかな、
と思っていたんですが・・・。


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続く第3作、
最初はマクレーン夫妻が乗った
豪華客船がハイジャックされる内容
とのことでわくわくしてたんですが、
1993年にスティーブン・セガールの
「沈黙の戦艦」の公開により路線変更。



実際この「沈黙~」も観にいきました。
全米大ヒット、宣伝文句も
「ダイ・ハードを超えた!」ほか
評判も良かったようですが、
お約束の展開に盛り上がりもなく、
戦艦を生かしたうまさも少なく、
ブレイク前のトミー・リーの怪演だけが
見もの、
B級アクションに毛が生えた程度の
こんな作品のために・・・と思ったら
すご~く腹が立ったのを覚えています。
(セガールなら「暴走特急」が1番楽しめました)



しかし、初登場の際は「セーガル」だったのに
本作からいきなり「セガール」に表記変更、
実際の読みは「シーガル」なのに
なんだそれ日本配給会社?



・・・と脱線しましたが、それが原因で
製作完成まで時期がかかったせいもあって、
1&2作のお約束、を全て破棄、
第3作は、1995年夏公開。
ニューヨークを舞台にした普通の
サスペンス・アクションに変貌。



限定空間の前2作と違い、
広がりがあるので緊張感はなく、
「ダイ・ハード」番外編、と思っているんですが、



冒頭の派手な爆破シーンにはじまり、
サミュエル・L・ジャクソンという相棒を登場させ
凸凹漫才コンビの要素を取り入れ、
「ダーティハリー」「誘拐」ほか、よくある
犯人からの電話指示による時間厳守のサスペンス
を絡めた、
前以上にスピーディーな展開で
これはこれで飽きさせないつくりです。



ただ本編で息切れしたせいか、
クライマックスの見せ場は平凡。
これでシリーズも終わりだろうな・・・
と思っていたら、
第4作が長い年月を経て復活
(2007年夏公開)。

diehard3.jpg
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(2008/10/16)
ブルース・ウィリスジャスティン・ロング

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過去3作は劇場で観ていましたが、
さすがにもういいだろ・・・と4はDVDで鑑賞。



最初はジャングルが舞台、
ベン・アフレックが相棒、とかいろいろいわれてましたが、
ジャングルでなくて良かった~デス。



今回は全米を巻き込むサイバーテロが敵。
(段々大掛かりになってきますな。次は宇宙か?)
3作同様、
ハイテクにうといマクレーンの相棒として
若いジャスティン・ロングが天才ハッカー役で登場、
親子みたいなコンビで、
これまたテンポの良い展開と
車でヘリ撃墜、マギーQとの格闘、
など派手派手な見せ場の連続で、
観ているあいだは楽しめます。



ただ気になったのは前3作と違い、
CG全開、の見せ場が多いことで
それは別にいいんですが、
肝心なのは、見せ方の問題で
戦闘機との対決はやるべきではなかったですね。
CGだと、どうしても「重み」がないんですよね。
なんか薄っぺらい、軽い画面になってしまいます。
あの場面は完全にシラケました。
新味をみせたかったんでしょうが・・・。



クライマックスも前作(3)同様平凡で、
終盤は戦闘機場面も含め残念でした。



また、観る前に「007カジノ・ロワイヤル」を
観たせいもありますが、
「ヤマカシ」アクションが本作にもあり、
「またか~」と興ざめ。



振り返ると、
全作「観て損のない娯楽作」には間違いないですが、
やはり第1&2作が断然おすすめ!です。



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(2008/12/17)
ブルース・ウィリスボニー・ベデリア

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↓ちなみにファミコン版「ダイ・ハード」です。
裸足なので救急箱でケアしないと
移動が遅くなるなど、
映画と同じ展開による傑作ゲームです。

diehard4.jpg

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【2008/12/29 02:16 】 | アクション・アドベンチャー | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
「プリティ・イン・ピンクPRETTY IN PINK」(86年)
80年代青春映画を語る上で外せない
青春ラブストーリー。


pretyinpinkcd1.jpg



主人公のヒロイン、アンディは
父と2人きりで貧しい境遇ながら、
明るい未来に向かって勉学に勤しみ、
家事もこなすしっかりもの。



いつも元気で騒がしい幼なじみのダッキー、
レコードショップを経営する年上の親友イオナ
に囲まれ学園生活を普通に送っていましたが、
前々から気になっていた
同級生のお金持ちでハンサムなブレーンから
デートのアプローチをされてから
にわかに騒がしくなっていきます・・・。


pretyinpink1.jpg


主人公の貧しいヒロインが
金持ち坊ちゃまと結ばれるまで、
いわゆる「シンデレラ」を下敷きにした
な~んてことないよくある内容ですが、



ヒロインの魅力、
ヒロインとその父親の交流の件り、
ヒロインを密かに思う幼なじみの存在、
が真面目に味わい深く描かれており、
と~ってもいい作品になっています。


pretyinpink2.jpg


当時の高校生の学園・私生活や
ファッション風俗などもきちんと描かれており、
ヒロイン役のモリー・リングウォルドは
本作の大ヒットで、“リングレッツ”なる
彼女のファッションをまねる女の子が続出して
一躍ティーンのアイドルになりました。



決して美人ではなく親近感がわく容姿で、
それが余計に感情移入してしまう点でもあり、
常にしっかりものの彼女が
ブレーンとのゴタゴタで悩む姿がいじらしく、
頑張れ~と思ってしまいました。



個人的には前作の「ブレックファスト・クラブ」
での彼女が撮り方も含め好きなんですが、
可愛らしさでは本作の方に軍配をあげたいですね。


pretyinpink4.jpg


コミカルな場面を請け負う、愛すべき幼なじみダッキー
を演じるジョン・クライヤーがこれまたいい!
アンディが好きなのに言い出せない・・・
アンディとブレーンのデートを知った後は
強がりで別れを告げてしまいますが、
雨の中で家の中で1人悩む姿が切ないデス。
いわゆる儲け役ですが、
ハッキリ言ってラストをさらうのは彼ですよ。



アメリカの高校卒業の一大イベント“プロム”
を絡めたクライマックスでの彼の姿・・・。
劇場で観た時は泣きましたよ~ホント。
ラストのカメラ目線も最高。


pretyinpink5.jpg


そしていつまでも出て行った妻を忘れられない
ダメ親父を演じたハリー・ディーン・スタントン。
名脇役ならではの味があり、
娘アンディとのやりとりの件りがみんな印象的。
しっかりものの彼女に痛いところを突かれ、
思わず泣いてしまう場面が特によく、
こっちも泣いてしまいました。


pretyinpink3.jpg


お金持ちブレーンに扮するアンドリュー・マッカーシー。
個性的なキャラクターに囲まれ、
やや損な役回りですが、
「金持ちの嫌なやつ」でなく、
本当に純粋で真面目なため
周りにふりまわされる役柄を好演。
「恋のスクランブル」でデビュー、
「セント・エルモス・ファイアー」、本作、
「レス・ザン・ゼロ」「マネキン」と
いい作品に出てます。



バックに流れる音楽は
当時の80年代「サントラ」ブームで、
人気バンドのヒット曲、
サイケデリック・ファーズ、インエクセス、
スザンヌ・ヴェガ、ニュー・オーダー、
スミス、オーティス・レディングほか
たくさん流れますが、
一番好きなのは、クライマックスに流れる
「IF YOU LEAVE」(OMD)ですね。



日本初公開は1986年末の正月時期で、
同時上映はトム・クルーズの出世作「トップガン」
でした。メインは当然こっちで、
公開前から大宣伝で盛り上がっていて
当然私も期待して劇場へ足を運びましたが、
「愛と青春の旅立ち」を戦闘機に変えただけの
同じような展開に、あまりノレませんでした。
その代わりに本作のほうが断然面白かったです。



その後ビデオLDで何度も観ましたが、
今回10数年ぶりにDVDで再見。
やっぱり面白いし、泣けるし、大好きですね。
おすすめです!



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【2008/12/23 02:13 】 | 青春 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
「マイ・ボディガードMY BODYGUARD」(80年)
デンゼル・ワシントンのほうじゃないよ!
もちろん見応えのある作品でしたが、
原題は「MAN ON FIRE」、
様するに日本で勝手につけたタイトル。
本当の「マイ・ボデイガード」は
1980年の青春映画の快作のことなのです!



高級ホテル支配人の父親、
おばあちゃんの2人と暮らす、
いわゆるお金持ちお坊っちゃまが主人公。


mybodyguard1.jpg


転校した高校で、
有名な不良グループに目をつけられてしまい、
いやがらせをうけまくる毎日の中、
悪い噂で学校で孤立している影のある大男に
ボディガードを頼むことにするが・・・。



中盤は
単に依頼主とボディガードの関係だったのに、
主人公クリフォードは彼リンダーマンに
興味を抱いてつきまとううち
次第に友情をはぐくんでいくさまが
無理なく自然に描かれており、印象的。
2人の友情の証、ともいうべきバイクが
うまい使われ方をしています。


mybodyguard2.jpg


そのリンダーマンを普段から恐れていた
不良グループのリーダー、ムーディは
1度は凹まされますが、
しばらくして
同じような凄腕の助っ人を頼んで
2人に迫ってきます。



クライマックスは、
助っ人対リンダーマンだけでなく、
勇気をふりしぼったクリフォードが
リーダーのムーディと闘う、
という見せ場になり・・・!


mybodyguard4.jpg


主人公のクリス・メイクピースは、
イヤ味のない素直な少年を
実に“らしい”演技で好演ですが、
本作はやはり大男リンダーマンを演じた
アダム・ボールドウィンが一番印象的ですね。
普段から人を寄せ付けない影の原因、
過去の事件で深い傷を負っていた
心情を吐露する場面は胸に迫ります。
本作後、キューブリックの
「フルメタル・ジャケット」や「プレデター2」
「インデペンデンス・デイ」の軍人、と
脇役として活躍中。



不良グループのリーダーは
当時デビュー作「レベルポイント」
「リトル・ダーリング」に次ぐ3作目だった
マット・ディロン。
同じ役が続きましたが、
カッコいいんですよねぇ。
ちなみに私は「レベル~」でファンになり、
「アウトサイダー」までの出演作7作
全部劇場で観てました。
その中では「ランブル・フィッシュ」
「アウトサイダー」がとくに好きです。
現在も大活躍中で嬉しいですね。



脇にはアカデミー女優ルース・ゴードンが
主人公の元気なおばあちゃん役、
この後「フラッシュダンス」で一躍有名になる
ジェニファー・ビールスがクラスメート役
(セリフなし)、で共演です。



「天国から来たチャンピオン」「チャンプ」
「黄昏」「トッツィー」「ザ・ファーム」などの
デイヴ・グルーシンの音楽も相変わらず心地良いです。



この映画、当時試写会で初見でしたが、
その試写会のゲストが今は亡き小森和子のおばちゃま。
舞い上がった私はその公開質問で大声で手を挙げて
おばちゃまに質問しましたねぇ~
映画終了後にダッシュでサインをもらいに行き、
少し話してサインをGET!
懐かしい思い出と共に私のお宝です。


mybodyguard5.jpg


観終わった後は
実にさわやか、爽快感あふれる
学園青春友情ドラマ!
DVDにはなっていませんので、
ビデオを探すしかないですが、
観てソンのない、オススメ作です!!



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【2008/12/21 11:27 】 | 青春 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
「グリース」(78年)
アメリカでは大ヒット、
リバイバル公開でも当時「タイタニック」に次ぐ
2位の興行成績で再ヒット、
もとはブロードウェイの人気ミュージカルを映画化、
アメリカの古きよき1950年代を舞台にした
学園青春ミュージカル。


grese1.jpg


私は小学2年のころから映画好き、
でしたので、
「映画」に絡む番組やCMになると
目をサラにして見てましたが、



この作品は公開前から
劇中音楽のサビ部分をつないだ
絶妙なテレビCMで
私は常に釘付けになっていました。



当時はビデオというものがなかったので
テレビで流れる映画や音楽の「音」だけを
カセットデッキをテレビの音声のすぐヨコ
においてそのまま「同時録音」して
収集していましたが、
当然「グリース」CMも録音して
よく聴いていました。
(今もちゃんとそのカセットは聴けますし、
持っています)



日本では78年末のお正月に封切されましたが、
当時の私(小6)は
親にせがんで映画を連れて行ってもらう立場
でしたので、
「ジョーズ2」が優先順位の1位で、以下
「ナイル殺人事件」(ミステリー・ナイルが耳に・・・)
「シャレード79」(ファラは当時大人気、
大好きでしたので・・・)、
ここまでで限界、
この作品は結局、テレビで初見でした。



野口五郎&桜田淳子の吹替え(笑)
だったようですが、余り記憶にありません。
その頃はすでにサントラレコードも購入して
さんざん聴いた後でしたが、
音だけでなく動く踊る楽しさ面白さ、
待ちに待った感動は
未だに覚えています。




内容は
ひと夏の恋・・・で別れた2人が新学期、
高校で再会した時~
女は純粋ないい娘のままですが、
男は不良グループのリーダー。
思いは同じだが、
男は周りの仲間の手前、
素直になれず、
もつれはじめた恋のゆくえは・・・?

grese2.jpg


主役のカップルの
当時「サタデー・ナイト・フィーバー」で人気絶頂の
ジョン・トラボルタと
ヒット連発の歌姫、
オリヴィア・ニュートン=ジョン。
2大スターの顔あわせの魅力が大。



ビデオ、DVDで何度も観ておりますが、
2大スターの魅力に加えて、
全編に流れる曲がいいんです!名曲揃い。
中でも「慕情」パロディ?の後の
オープニング「グリース」、
トラボルタ組とオリヴィア組のダンスによる
「想い出のサマーナイツ」、
ダンス・コンテスト
(主役2人をもちょっと長く見たかった)の
「ボーン・トゥ・ハンド・ジャイヴ」、
の場面は何度観てもわくわく!
感動しますね。



1番好きなのは
ラスト卒業パーティの件り。
彼女オリヴィアにあわせて不良を卒業する!
と真面目なファッションに着替えたトラボルタ、
しか~し目の前に現れたオリヴィアは・・・
驚くトラボルタ、
で「愛のデュエット」!コレ最高。
たたみかけるように「ウィ・ゴー・トゥギャザー」!
・・・実に楽しい、興奮のクライマックス、
最高のエンディング。



で、オープニング同様「グリース」が流れる中、
卒業アルバム風のエンド・クレジット。
今観ると
過ぎ去った自身の時代と重なって
ちょっと切ないデス。

grese3.jpg


細かいこと言えば、
内容自体は目新しくないですし、
やけに老けた高校生キャストは
今観ると気になりますし、
ミュージカル場面の振り付けが最高、
とはいえないところが多々ありますが、
とにかく無邪気なつくりで
楽しいですし、元気が出る、
好きな作品です。
1度観てほしいですね。



グリース スペシャル・エディション [DVD]グリース スペシャル・エディション [DVD]
(2006/09/08)
ジョン・トラヴォルタオリヴィア・ニュートン=ジョン

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【2008/12/20 03:23 】 | ミュージカル | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
「チェンジリングTHE CHANGELING」(1980年)
来年公開されるクリント・イーストウッド監督、
アンジェリーナ・ジョリー主演の話題作、
のことではなく、
1980年製作のオカルトホラーの傑作!です。

changring1.jpg


開始早々、妻と子を事故で失う
作曲家のジョージ・C・スコット。
傷心の彼は郊外の古い屋敷に引っ越すが、
その日から奇妙な音や勝手にドアが開く、
ガラスが割れる、捨てたボールが戻ってきたりなど
不思議な現象が次々に起こりはじめる・・・。



序盤で起こる
怪奇現象の積み重ねでグイグイひきこまれ、
音だけでなく、子供が現れる場面は
なかなかの見せ場です。



“何か”に導かれるまま、
屋敷内に秘密の部屋を見つけ、
こりゃ何かある、と思ったスコットは
降霊術の結果、
子供を亡くした縁でスコットに訴える
70年前の子供の霊が住み着いていること
が判明、その真相を探りはじめるが・・・。



心霊マニアならご存知の自動書記も含め、
降霊術の場面も見応えがあり、
中盤は探偵もののように
事件の真相を探るミステリー風の展開になり、
ある大物議員の存在が出てきて、
更に面白くなってきます。

changring2.jpg


当時から多くなってきた
単なる“おどかし”ショック描写の
連続でみせる下品さでなく、
じわじわと積み重ねでみせる怖さは
また格別。



特に
子供が現れるところや
車イスのくだりは怖い場面で、
事件に絡んでくる刑事の末路の
場面にはビックリしました。



脚本の面白さはもちろんですが、
緊張感が連続する編集の巧さ、
印象的なショットの数々、
ムードあふれる画面作りも見事で、



さらに
ジョージ・C・スコット、メルヴィン・ダグラス
という重厚な役者を揃えた辺りも○です。
スコットに協力する財団の女性は
共演も多い実際の奥さまの
トリッシュ・ヴァン・ディーヴァー。

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真相が明かされ、
霊が暴れだす終盤も
迫力があり盛り上がります。
印象的なエンディングまで、
「ヘルハウス」(73年)以来の本格的な
心霊(屋敷)ホラーの傑作です。



未だDVD化されず、ビデオだけです。
もう何度観たかわかりませんが、
何度観ても面白い!
おすすめです!



ちなみに、劇場で観た時、
エンディングテーマは日本独自の
「ヒカシュー」の曲「パイク」が
流れていたんですが、
♪水を~走~る1つのパイク!♪
(うろ覚え)
重厚な内容とは正反対の軽い曲で
劇場で失笑しました。

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【2008/12/15 00:46 】 | ホラー | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
「恐怖の報酬」(1953年フランス)リメイク(1977年アメリカ)
数多くの流れ者たちがたどり着く掃き溜めの町。
そこから500キロ離れた油田で大火災が発生、
強い爆風で火災を吹き飛ばす方法を決断した会社は
一触即発の危険な火薬ニトログリセリンの運搬
を町の中から選んだ4人の男に託す・・・。



ジョルジュ・アルノーの原作を、
アンリ=ジョルジュ・クルーゾーが
監督・脚色したサスペンスの傑作にして
映画史に残る名作の1本。
例のごとく10回以上は観ていますが、
何度観ても面白いおすすめ作です!


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イヴ・モンタンシャルル・ヴァネル

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ジリジリとする暑さと共に、
職にありつけないため
食うにも困る毎日。
逃げようにも逃げ出せない男たち。

kyoufuo3.jpg


掃き溜めの町のドラマが
40分ほどにわたって描かれるわけだが、
環境描写と人物紹介の面白さで
飽きさせないし、
何よりここでの人間描写が
後半効いてくる辺りもミソ。



そして油田で大火災発生、
ニトロ運搬のためのトラックドライバー選抜~
4人が選ばれ出発・・・までが1時間。



それからの1時間強は、
ジャングル含め険しい凸凹の山道を
「揺らすと大爆発=即死」の恐怖の中、
2台のトラックによる
死のロードムービー、
最大の見せ場がはじまります。



次から次へとトラブル、
息をのむスリルとサスペンス、
緊張の連続でもう凄いですが、
山道途中でのきりかえし、
“スポンジ板”の場面とオイル池、
の見せ場が印象的。



きりかえし場面では、山の中腹、
高い場所から突き出した板場の
脆さが描かれた後、
後輪のタイヤがすべっていく描写に
思わず「ああ~」とビクビク・・・。
ワイヤがひっかかり板場が
崩れていくさまはもう~~。

kyoufuo1.jpg


オイル池では
誘導する1人が足をとられて
その男の上をトラックが・・・
絶叫の中進むトラック・・・強烈です。



そのほかにも道を塞ぐ巨大岩など
数々の見せ場が
粘り強い詳細な描写で迫ってくるので
ハラハラどきどきしっぱなし・・・

kyoufuo5.jpg


ただ1番感心したのは
巻きタバコの葉が吹っ飛ぶ場面ですね。
ドライな見せ方の巧さにシビれます!
見事というほかない名場面。



映像テクノロジーの進化は賛成ですが、
こういう場面を見ると
今のエンターテインメント映画の多くの、
CGに頼りすぎで、「見せ方」のヘタさ、
を痛烈に感じますね。



直接見せることより、
1番効果的な見せ方は何か?
を熟知したクルーゾーの手腕に敬礼、です。

kyoufuo2.jpg


サスペンスの見せ場だけでなく、
人間ドラマの展開も見応えがあり、
4人の中では私はシャルル・ヴァネル、
ダンディなヤクザもののジョーを演じた
彼が1番でしたね。
前半の町での彼と
トラックに乗ってからの彼の変わりようが
実に痛々しく、実に名演!です。



ほかの3人、
主役のまさにタフガイ、イヴ・モンタン!
3人と違う影のあるペーター・ヴァン・アイク、
明るいキャラで和ませるフォルコ・ルリ、
も好演です。

kyoufuo4.jpg


監督はクルーゾー。
粘り強いどぎつい描写が特徴の1つで、
当時“フランスのヒッチコック”とも
呼ばれていました。
前々作「情婦マノン」も名作、
次作の「悪魔のような女」は今作同様
映画史に残るサスペンスの傑作です。



ちなみに今じゃ世界中が知っている
「スーパーマリオブラザース」の
キャラ名マリオ、ルイジは
作者がこの作品が好きでいただいたそうです。



尚、いくつかのメーカーから
ビデオやDVDがリリースされていますが、
メーカーによってはフィルムが揺れる、
画面が暗くてよくわからないなど
作品の良さが半減する場合もあり
注意ですね。

kyoufur1.jpg


で、クルーゾーの傑作のリメイクに
1977年に挑んだのがウィリアム・フリードキン監督。
奥さんが当時フランスの名女優ジャンヌ・モローで
その絡みも含め、クルーゾー直々の指名
ともあってやることになったようですが・・・。



リメイクが
オリジナルを超えた例外は多少あるにせよ、
本作は例にもれず、
正直、「なぜ作(造)った」
(byデニーロ版フランケンシュタイン)
と言いたくなる出来でした。



私は小学6年の時に劇場で1度、
TVで1度、ビデオで・・・と
何度もこのリメイク版の方を先に観た後で
はじめてクルーゾー版を観たのですが、
それでも出来は雲泥の差と感じました。



フリードキンは
「エクソシスト」「フレンチ・コネクション」
などで魅せるどぎつい描写など
クルーゾーに似たところもあるのですが、
都会派の匂いがあるせいか、
本作のジャングル世界には相容れなかったのかも
しれません。



内容もオリジナルと大差なく、
人間ドラマも面白みがなく、
(ジョーの役を殺し屋にしたのに
全然生きていないなど、キャラに余り個性ナシ)
肝心の見せ場の数々が
ブツ切りになる編集の雑さが1番残念で、
もっと後があるんじゃないのか?
と思ってしまう場面の連続でした。

kyoufur3.jpg


4人の男たちがいきつくまでを丁寧に描いたり、
政情不安によるゲリラ登場など
新味も多少あるのですが、
効果は全くないですし・・・



と、ボロカスに言っていますけど、
なんだかんだ言って、
このリメイク版も何度も観ているんですね。
そこだけは必見!という場面があるんです。
ポスターやチラシなど宣伝ビジュアルの顔、
ともいうべき「吊り橋」の場面です。

kyoufur2.jpg


この場面ではスタントマンの重傷者が4名出た、
というのもうなすける迫力です。
風でグラグラ揺れまくる橋の上で
橋が傾くと同時にトラックもものすごい角度に
傾きますからねぇ~
そのたびに「おぉ~」とビックリです。



ニトロ爆発の設定は関係なく、
トラック落ちるんじゃないか~?
の恐怖でドキドキ迫力満点です。
フリードキンもここは力を入れたようで、
ほかにはない、
2台がそれぞれ通るさまを描いています。
(・・・ただ終わり方は先に言ったように
「ぶつ切り」なので「?」「ど~なった?」となりますが。)



きょうふのほうしゅう(77年)吊り橋をわたる場面その1


もう1つ印象的なのはラスト、ですね。
オリジナルはあからさまとはいえ、
上手に決まっていましたが、
リメイク版はそれ以上に非情と言えます。



あと
冒頭の爆破シーンはビックリでしたし、
輸送するトラックを作っていく場面、
岩ならぬ大木を爆破する場面、
など細かい一場面などにいいところがあります。



何よりオリジナルを観なければ
大筋は変わりがないので
そこそこ楽しめると思いますね。
DVDは出ておらず、ビデオのみですが・・・。



初公開の際は
「国際版」という名目の短縮版92分でしたし、
後でビデオで30分も長い「完全版」121分が
リリースされましたので、
あるのなら本当の「完成版」を観たいですね。



フリードキンというと、
オリジナル「エクソシスト」を台無しにした
「ディレクターズ・・」の悪例がありますが、
もとが今イチの本作だと、
意外にいいモノができるかも・・・
なんて空想してしまいます。


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【2008/12/14 13:26 】 | サスペンス | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
「ダーティ・ダンシング」(87年)
「ウインズ」を紹介したので、どうしても外せない、
ジェニファー・グレイ2連発!になってしまいますが、
80年代大ヒット、さわやかな感動の
青春&ラブストーリー&ダンス映画の名作です。



ケネディ暗殺、ベトナム戦争ほか
混乱の60年代後半に突入する前、
アメリカの1番良かった50年代をひきづった
63年を舞台に、
夏の避暑地に家族ともどもやってきた
17歳の少女(グレイ)が主人公。
年上の不良っぽいダンサー、
そしてダンスとの出会いによって
恋愛とともに自身も成長していくさまを描いた内容。


dirtydancing1.jpg


ドラマ自体は、時代背景にあわせたのか
映画でもテレビでも小説でもよくある
思春期の少女の成長の段階を
丁寧に踏んだつくりで新鮮さはないものの、
その分、ダンスシーン&音楽が
全編に散りばめられており、
実に魅力的な場面の連続です。



「HUNGRY EYES」が流れる中の練習や
森の中で2人で丸太に乗るところなど
の場面もいいですが、
やはり本物ダンサー2人、
パトリック・スウェイジ&シンシア・ローズが
前半に披露するダンスは抜群ですし、
スウェイジ&グレイのステージ上での
クライマックスのダンスも見事です。


dirtydancing2.jpg


このクライマックス、
最高の盛り上がりなのは言うまでもないですが、
ただ踊るだけでなく、
それまで何度練習してもうまくいかなかった
「リフト」という技を成功させる、
という物語に沿った仕掛けもあって
もう最高に感動しました!
いや~もう泣けますよ。


dirtydancing4.jpg


ダンスシーンの素晴らしさはもちろんですが、
音楽も実にいいんです。
全部いい曲なんだコレ!



特にクライマックスに流れる
「TIME OF MY LIFE」はNO・1ヒットした上、
この年のアカデミー主題歌賞も受賞しました。
それも含め当時の新曲&
過去の名曲の数々が流れる
本作のサントラは大ヒット。



当時はそのアルバムもシングルもヒット連発で、
急遽最初のアルバムに収められなかった
曲も全て収めてセカンドアルバムも発売、
これもヒットで、もう当時は凄かった・・・。



その後も登場順収録ほか、
新たな企画でサントラが再発売され続けているのも
不滅の人気の証明ですね。



キャストですが、、
主人公グレイが魅力爆発、いいですね。
彼女の最高作ではないでしょうか。
子供から大人の女性へと変化していくさま、
練習を重ねて徐々にダンスがうまくなっていくさま、
を見事に演じきっていますね。
ホントかわいいです~。
ダンサー役のスウェイジとは
以前「若き勇者たち」で共演しているので
息もぴったりでしたね。

dirtydancing3.jpg


ダンサー役のスウェイジは
この作品の前から「地獄の七人」
「アウトサイダー」「若き勇者たち」と
すでに活躍していましたが、
ダンスをやっていたことは知らなかったので
本作ではビックリしました。
3年後の「ゴースト」も名作ですのでぜひ!



スウェイジとパートナーを組んでいる女性役の
ローズですが、彼女もスウェイジ同様、
本作以前に「フラッシュダンス」「ステイン・アライブ」
と活躍しており、ダンスシーンはお手のもの。
とはいえ脇役だからでしょうね、
最初にちょっと披露しただけで、そこは残念でした。
もっと見たかった・・・。



ちなみに、80年コンピアルバムでも
よく使われるリチャード・マークスの
大ヒット曲
「RIGHT HERE WAITING」は
彼女に向けて作られたラブ・ソングです。



監督はダンス演出家のエミール・アルドリーノで、
本作後92年、ウーピー・ゴールドバーグ主演
「天使にラブ・ソングを・・・」という
これまた大ヒット傑作をモノにしますが、
翌93年にエイズで死去。
これからというのにもったいなかった・・・。



改めて本作は
当時劇場で感動したという女の子にすすめられて
ビデオが初見でした。私も見事にはまり、以来
ビデオ、CDと購入して何度も何度も観
聴いていますね。
今年ももうDVDで3回・・・CDも・・・飽きませんねぇ。
おすすめです。



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ジェニファー・グレイパトリック・スウェイジ

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※あ、そうそう本作のリメイク版といわれる
「ダンシング・ハバナ」はどうなんだろ?
面白いのかなぁ。


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【2008/12/07 01:03 】 | ラブストーリー | コメント(3) | トラックバック(0) | page top↑
「ウインズWIND」(92年)
ジェロ~ニモ~!タッキン~グ!
本当なら夏に紹介したい作品ですが(笑)・・・。



世界最大のヨットレース“アメリカズ・カップ”を
題材にした、
「ワイルド・ブラック少年の黒い馬」
「ネバー・クライ・ウルフ」「グース」の
自然派キャロル・バラード監督らしい、
静と動の美しい自然描写の数々、
ダイナミックなレースシーンの迫力で描き、
さわやかな感動を味わえる
青春スポーツドラマの傑作!



無敗を誇っていたチームが敗北、
挫折からはいあがり再び栄光を手にするまで、
の実にわかりやすい内容。
(ルールはわからなくても全然楽しめます)



また、
敗北したチームに参加した主人公と
その恋人のラブストーリーでもあるんですが、
チーム参加中に別れてしまい、
再レースで再び・・・
2人の関係はレースとシンクロしており、
特にドラマチックな展開がある訳でもなく、
正直お座ナリ(+説明不足)な描き方。



人間ドラマ自体はそんなかんじで
型どおりな、ごく普通の描き方。
(もちろん物語に支障をきたす程ではないです)
バラード監督はもともと、
人間より自然に興味があるので
ドラマの薄さは忘れてしまうほど、
数々の自然描写の素晴らしさは圧倒的デス。


winds1.jpg


風を感じながら自転車に乗る場面や
風力で車を走らせたりなど
中盤の舞台となる、
砂漠に囲まれた廃空港周辺の描写もいいですね。
そこが「静」なら、
レースシーンは実に大迫力の「動」の美しさ。



クライマックスのレースシーンは
波、風を捉えた美しく迫力のある映像と
燃える音楽、
クルーたちの躍動感も加わって
臨場感のある見せ場に仕上がっており
大興奮!です。



レースが終わり、
歓喜、興奮、大騒ぎの場面は短く描写。
多くの歓声は音楽に代わり、
宴のあと。そして静寂~
オープニング同様2人がたたずむ・・・
余韻の残るラストも印象的な傑作!
おすすめです!!!

winds2.jpg


主役のカップルのキャスティングも見事で、
「バーディ」「メンフィス・ベル」
「フルメタル・ジャケット」と多くの作品で
線の細いさわやか青年イメージの
マシュー・モディーンと
「若き勇者たち」「フェリスはある朝突然に」
で印象的な脇を演じ、
「ダーティ・ダンシング」で頂点を極めた
ジェニファー・グレイ。



特にグレイはいつになっても子供っぽい、
清楚で無邪気、かわいいです!
本作と「ダーティ~」は魅力抜群ですね。

winds3.jpg


撮影はアカデミー賞ノミネート、
「シン・レッド・ライン」「ブレイブハート」
「レジェンド・オブ・フォール」のジョン・トール、
音楽は、傑作「ビッグ・ウェンズデー」
「スターシップ・トゥルーパーズ」「ロボコップ」の
ベイジル・ポールドゥリス。
ちなみに、
イメージを壊さないエンディングテーマは
モロ歌謡曲みたい、と思っていたら
やはり日本が絡んでました。



総指揮はフランシス・コッポラ(ゴッドファーザー、
地獄の黙示録)ですが、
それより製作の山本又一朗、
最近も「あずみ」「僕の彼女はサイボーグ」
で活躍していますが、
80~90年代には「ベルサイユのばら」(実写版)
問題作「MISHIMA」はじめ海外絡みの作品で活躍、
中でもアメリカ犯罪ドキュメント
「アメリカン・バイオレンス」(81年)
は今観ても面白いですね。



劇場で初見、以後ビデオ、LDも購入して
これまた20回以上(今年は4~5回ほど)
は観ていますね。
BGVとして、
たた流していても最適ですが、
流すだけ~といいつつ、
いつの間にか観てしまいますね(笑)。



日米合作による権利関係なのか
JT絡みのせいか、よくわかりませんが、
日本でDVD化はされていません。
(アメリカは発売中)


テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

【2008/12/06 13:44 】 | 青春 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
天野明「家庭教師ヒットマンREBORN!」(アニメ・2006年~)
週刊少年ジャンプ連載中の漫画をテレビアニメ化。
今年に入ってDVDで鑑賞。



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ニーコ國分優香里

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ドラえもんののび太のような中学生が主人公。
ダメダメな毎日を送る彼のもとへある日、
ヒットマン(殺し屋)を名乗るリボーンという名の赤ん坊
が現れる。
主人公をイタリアの巨大なマフィア組織の10代目
に育て上げるのが目的。
物事を後悔するほど効果が出る「死ぬ気弾」で
主人公を狙撃して窮地を救いながら、
かつ教育していくさまを描いたギャグアニメ。



主人公の周囲のクラスメートはじめ
リボーン、マフィア関係などキャラが個性的で、
特にマフィア関係は奇抜な技や特徴があり、
その各キャラが毎回入り乱れて
矢継ぎ早にハイテンションな騒動が展開、
バズーカでいきなり10年後と入れ替わる
などSFの要素もあって
観ていて飽きないし、笑えます。



笑いだけではなく、
ダメな主人公の成長物語に加えて、
主人公の周囲に徐々に仲間が集まってくる、
いわゆる「ファミリー」になっていく過程など
ほのぼのとした要素もあります。



このままずっとギャグ路線・・・と思いきや
マフィアのボス修行という内容ですので、
「敵」というものが登場しだすあたりから、
シリアス風味も加えた
ジャンプ恒例?のバトルもの、
に変わってきましたね。



VS黒曜編
VSヴァリアー編、
と段々厳しさを増す戦いは見応えがあり、
ここまでくると、
各キャラが立ってきているので
それぞれの技を生かしたバトルの数々も
面白いです。




現在は脇キャラのSF設定の技を生かし、
未来での戦いを描いた「未来編」。
主人公たちの行く末にドキドキです。



キャラでは獄寺が1番好きですが、
ランボ、雲雀、クローム髑髏も好きですね。
獄寺カッコいい~!






音楽では
「VSヴァリアー編」のOPテーマ
『BOYS & GIRLS』(LM.C)が
特にお気に入りです。
ハードロックが好きなので、
この曲のイントロ、ギターは最高デス!



ちなみにこちらではつい先ごろから
テレビ放映が始まりました(遅!!)。






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テーマ:見たアニメの感想 - ジャンル:アニメ・コミック

【2008/12/05 01:43 】 | アニメ・漫画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
空知英秋「銀魂」(アニメ版・2006年~)
「週刊少年ジャンプ」連載中の人気漫画をテレビアニメ化。
私の地域は前も言いましたが、
この作品を含むテレビ東京のキー局はないので
当然DVDで借りて鑑賞しています。


gintama1.jpg


江戸時代末期に襲来した宇宙人たちとの
長期戦争の結果、
幕府は宇宙人の侵略を受け入れ、
宇宙人による支配下となった
江戸の町が舞台。



廃刀令で刀を失くした侍たちは衰退・・・
20年後、
その侍の魂を持ち続ける男を主人公に、
その仲間2名+1匹のほか、
同時代の人物・組織をモデルにした
真選組(近藤勲、土方十四郎ほか)、
お登勢、桂小太郎、服部全蔵、
柳生九兵衛ほか多数、
にぎやかなキャラたちとくりひろげる
SF時代劇人情コメディ。



江戸時代の町を宇宙船が飛び、
エイリアンも多数登場、
現代・未来のテクノロジーも常用されている
世界観がまず面白く、
アニメ漫画映画時事ネタあらゆるパロディが
ふんだんにあるのも実に楽しく、
まだ1stシーズン40数話しか拝見してませんが、
最近アニメでこれほど笑える作品は
ないってほど爆笑しまくりです。



1話まるまる鍋の具をめぐる心理戦、
を描いたりする大胆さや
子供が見るゴールデンタイムに放映
されているアニメにしては
下ネタ、変態ネタなども盛り込まれているほか、
パロディのネタが懐古、古い作品が多い、
など大人が見たほうが更に笑える、
などやりたい放題のつくりが
実に面白いです。


gintama2.jpg


ドタバタコメディがメインとはいえ、
たまにシリアスな話もあって、
これも見応え充分。
作品の根底が「人情もの」なのが、
奇抜な設定を安心してみられる点ですね。



毎回DVDを借りるのが楽しみ!
文句なしおすすめです!


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(2006/07/26)
杉田智和釘宮理恵

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テーマ:見たアニメの感想 - ジャンル:アニメ・コミック

【2008/12/01 00:51 】 | アニメ・漫画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ガンズ・アンド・ローゼズ「チャイニーズ・デモクラシー」
久しぶりにCD買ったよ。
生活が厳しい中、
発売日に購入いたしました!
アクセルがアルバムを出してくれた、
あんたの声だけで充分元はとれたよ!
・・・無事にリリースされた事に感謝!です。



チャイニーズ・デモクラシーチャイニーズ・デモクラシー
(2008/11/22)
ガンズ・アンド・ローゼズ

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1発目でタイトルトラック1曲目はもちろん、
数曲がひっかかりました。
もう7度は通して聞いていますが、
1・CHINESE DEMOCRACY
2・SHACKLER’S REVENGE
9・RIAD N’ THE BEDOUINS
14・PROSTITUTE
はいいですね。



ちなみに私は、
気になった曲の歌詞は読みますが、
基本的に音だけで判断しますので、
ギターがどうの、演奏の上手云々などは
全くわかりません。



よく本作の評判を聞くと
「やはりスラッシュのギターが良かった」とか
演奏についてはよくいわれますが、
私にしたら
本作のメンバーも充分巧い凄いと思います。



ただバンド名をガンズとしている以上、
前のガンズ作品と比べて言うと
曲つくり、曲がもう少しかな、
という感想です。
今回のメンバーはよくわかりませんが、
サビはいいのに曲自体は平板、
な印象なんですよね。
聴きこむごとにその印象は強くなってきます。



私が聴いたガンズ関係では
スラッシュら元ガンズメンバーが率いる
ヴェルヴェット・リヴォルヴァー
(VELVET REVOLVER)
の1STアルバムは
曲のよさはもちろんですが、
カッコよさ興奮度など全てにおいて
本作より上だと思うし、
はじめて聴いた時の興奮・感動は
忘れられません。
今でもよく聴きますし。


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(2005/02/23)
ヴェルヴェット・リヴォルヴァー

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何よりSTPのスコットファンには
申し訳ないですが、
(STPは聴いたことがないので)
ヴォーカルがアクセルだったら、
傑作のこのアルバムを
大傑作、に仕上げたのに・・という思いが
聴きながら強くありました。
ですから余計に今回ガンズの
曲づくりの今イチ・・・
もう少し感を感じてしまいますね。



さて話えお「チャイニーズ~」に戻しますが
1はアクセルが吼えて~
「WELCOME TOTHE JUNGLE」とそっくりな冒頭。
カッコいいんですが、何度も聴いていると
それ以降は平坦なリズム、
アレンジで正直飽きてきました。
ただ冒頭がカッコイイので
アルバム中1番好きな曲です。



8と9はなんだか似たような曲。
どちらもいいですが、9が好み。
終盤のロックバラードはもちろん悪くはないですが、
12「MADAGASCAR」は最初のサビはいいのに、
後の展開があれ?
13のサビはどこかで聞いたような・・・。



大前提で「14年ぶり」ということがありますので
期待の大きさはありましたから、
長い間待たせてこれか・・・はしょうがないですね。



ただ前作「USE YOUR~」の時にも感じましたが、
アクセル自身はジャンルにとらわれない
バラエティに富んだアルバムを作りたかった
ようですね(バラードは好きそうですが)。
私の期待した音とはちょっと違いましたが、
これが今のアクセルの答えなのでしょうね。
以前と変わらないのは、
アクセルのヴォーカル。
魅力的・圧倒的でした。



たくさんのもめ事?で結果、
リリースが遅れたと思いますが、
次のアルバムはなるべく早く
発表してほしいですね(笑)。


gunschisese.jpg


今年は私の好きなバンドの
新作リリースが相次ぎました。
デフレパホワスネACDCを我慢して
ガンズにしましたが、
ほかはどうなんだろ。ACDCが気になる~。

テーマ:ハードロック - ジャンル:音楽

【2008/12/01 00:46 】 | 洋楽 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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