スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:-- 】 | スポンサー広告 | page top↑
『秒速5センチメートル』(2007年)
新海誠監督・脚本、
両想いの男女の
小学生の頃から大人までのラブストーリーを
「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」の
3本の短編の構成で描いた
劇場版アニメ。





5cm1-1.jpg 5cm1-2.jpg



似たような境遇の
遠野貴樹(たかき)と篠原明里(あかり)は
東京で出会い、
お互いに大切な存在となるものの、
小学校卒業と同時に明里は栃木へ転校、
文通の交流が続いていたものの、
今度は貴樹が鹿児島へ転校が決まる。




もう簡単に会うことはできなくなる前に
中1の貴樹は明里へ会いに
冬の栃木へ・・・






5cm1-3.jpg 5cm1-4.jpg



第1話「桜花抄」は
2人の出会いから中学1年の冬までを
現在と過去を交錯させ手際よく説明、
テンポ良く観られます。




そして見せ場である
明里のもとに向かう貴樹の姿を
丁寧に描いた後半のもどかしさがたまりません。
彼女のもとへ近づくたびに
雪が深くなり、足止め状態が続き・・・
待ち合わせ時間に着けるのか?
いったいいつ着くのか?
彼女は待っているのか?
時間と共に激しくなる雪描写に
ハラハラドキドキ・・・






5cm1-5.jpg 5cm1-6.jpg



よく言われますが、
携帯が普及したおかげで
今はこういう「待ち合わせのスリル感」が
なくなったねぇ~。




この話が今の設定なら
携帯で直接連絡すれば済んじゃったりして。
便利になっていいことの方が多いんだけど、
純粋な
・会えた時の嬉しさ、
・会えなかった時の切なさ、
などの小さな感動とか
はたまた相手の家に電話する時の
親が出るか本人がでるかの緊張感、
ほかあれこれ
体験できなくなって・・・
・・・なくしたものも少なくないよね。






5cm2-1.jpg 5cm2-2.jpg 5cm2-3.jpg




第2話「コスモナウト」は
中2で鹿児島の種子島へ転校した貴樹の
高校3年生の姿を中心に描いていますが、
貴樹はどっちかといえば脇役扱いで、
新ヒロインの澄田花苗(かなえ)の
貴樹に想いをよせる日々の姿を
丁寧に描いています。




ヒロインの花苗が
どこにでもいるリアル・等身大な女の子で
実にピュアで魅力的。




いくら文学少年とはいえ
ハードボイルドまっしぐらで
うそ臭く感じる貴樹に比べると
余計にそう感じますね。






5cm2-7.jpg 5cm2-8.jpg



また
雪深い冬の場面が長く、
内容とあわせて息苦しさを感じた1話から一転、
爽やかで広大な種子島の自然の中で
話が展開するので気分も良いですし、
夏の自然描写は
特に大好きなので嬉しいデス
ロケット発射の場面も印象的。
この2話が3本の中で、1番好きですね。




5cm2-4.jpg 5cm2-5.jpg 5cm2-6.jpg




新海誠監督のことは全然知りませんでしたが、
風景・背景描写など
作画の美しさ・緻密さは絶品ですね。
誰もが思い当たる学校の風景は
懐かしさもありますし。




リアルであると同時に、
アニメらしい、
邪魔な部分は消し去っているので、
どこの一場面を切り取っても
実写以上に「絵」になる美しさ で、
BGVとしても最適です。




ただ唯一、波乗り場面での「波」が
いかにもアニメ風であれっ?と
思いましたが。




5cm3-1.jpg 5cm3-2.jpg 5cm3-3.jpg



第3話「秒速5センチメートル」は
クライマックス、
山崎まさよしの主題歌
『One more time、One more chance』が
流れる中、
大人になった貴樹、明里のその後、
花苗の姿がプロモビデオ風に描かれた部分が
1番印象的。




歌のサビだけは知っていましたので
1話からところどころBGMで流れた瞬間、
「あれ?聴いたことある」と思いましたが、
やっぱりこの曲だったんだ~。
最後でFULLに流れたのを聴くと、
いや~実にいい曲なのもそうですが、
本作にピッタリの内容の歌詞で、
この曲があったから
うまく締められた、という印象ですね。




山崎まさよしの曲はFULLで
はじめて聴きましたが、
ほんといい曲ですね、これ。




5cm3-4.jpg 5cm3-5.jpg 5cm3-6.jpg





観終わって
男はいつまでも純情やな~
って第一印象でした。
また、2人がこうなった、
詳細・肝心な部分をぼかして
観るものの想像に委ねたつくりが
余韻を持たせてよかったですね。




それにしても
主人公の貴樹は
1話から年齢不相応な印象で
話が進むごとに
ハードボイルド・・・いや、
ハードボイルダー(笑)と化してしまい、
違和感あるところが難点ですが




美しい映像の数々、
印象深い主題歌、
見ごたえのある1本には間違いありませんし、
何かしらのものを心に残してくれると思います。
オススメです。




秒速5センチメートル [Blu-ray]秒速5センチメートル [Blu-ray]
(2008/04/18)
花村怜美近藤好美

商品詳細を見る
スポンサーサイト

テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

【2010/06/13 02:05 】 | アニメ・漫画 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
<<『トランスフォーマー/リベンジ』(2009年) | ホーム | 『Angel Beats!エンジェル ビーツ』(2010年・4月~)その2>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://moviethunderdome.blog36.fc2.com/tb.php/179-ef7495cf
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。